今日から再開します。
第4章はモデルのパラメータが複数の場合についてのベイズ統計の話でした。
中身としては、第3章のときとさほど変わりません。
パラメータの事前分布を設定し、尤度から事後分布を計算する流れは前の章でやってきた方法と同じです。
第4章で出てきた新しい知識をまとめておきます。
- 多項分布の共役分布としてのディリクレ分布
- ディリクレ分布がガンマ分布を用いて表現できる(つまり、ガンマ分布乱数生成関数rgammaを用いれば、ディリクレ分布乱数生成関数を定義可能)
- ロジスティックモデルのパラメータ推定
- 対数事後分布(一般的な呼び名ではない?)の計算とシミュレーション方法
4章で出てきた例では、事後分布の計算方法として次の2通りがありました。
- 自然共役分布を用いた事前分布と同形の事後分布の計算
- パラメータをグリッド上の点で分割し、数値計算により事後分布を計算
また、4章ではmycontourとsimcontourという関数が登場しますが、この関数についての詳しい説明は5章で登場しますので、理解に苦しんだ場合は5章を見てみると良いでしょう。
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